ラスト・オブ・モヒカンで有名になったマイケル・マン監督のTVドラマ「マイアミ・バイス」のシーズン1より有名なシーンを紹介したい。
米国の射撃競技であるIPSCシュータとして当時有名だったジム・ズビアナの登場するシーンで目にもとまらぬガバメントの抜き打ちを見せてくれる。
力の抜けた射撃フォームとお手本のようなダブルタップ+ヘッドショットが素晴らしい。これほどまでに見事な射撃シーンは今までの映画で観たことがない。CG製作全盛の昨今、今後もこれ以上の素晴らしい射撃シーンは出てこないだろう。
マイケル・マン監督の作品はディテールに凄くこだわることで有名で、ザ・キープというホラー映画に出てくるナチスに軍服や装備車両にも時代考証をよく考えて演出してあってびっくりしたものだ。この映画のこのシーンにおいても、襲撃前に耳栓をするところや、打ち終わった後のマガジンと本体を分けておいて逃げるシーンなど非常にこだわった演出がなされているのが興味深い。
実はジム・ズビアナのこのシーンはずっと探していたのだがようやく見つけることができたので非常にうれしいのである。
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