映画「ジェラシック・ワールド」を観に行った時に予告編で流れていたのがこれ。1996年に起こったエベレスト大量遭難事件を元にしているとのことだ。
予告編の中で「僕はベック」というセリフがあるので、右の二の腕と左の指全て、そして鼻を失いながらも生還したベック・ウェザーズを主人公にとらえた作品になりそうだ。
このエベレスト大量遭難事件についてはジョン・クラカワーの「空へ」以外にもベック・ウェザーズの自伝「死者として残されて―エヴェレスト零下51度からの生還」があるので、両方をミックスした脚本になるのではないだろうか。
山岳モノはペルーのシウラ・グランデの凄絶な生還事例を描いた「運命を分けたザイル」や壮絶極まる戦前のアイガー北壁での登山事故に触れた「運命を分けたザイル2」みたく、フィクションよりノンフィクションの方がスゴイ話が多いので、題材には困らないのがいいところだろう。
公開は11/6からとのことだ。
「ジェラシック・ワールド」はIMAX3Dの必要性は無かったが、このエベレスト3DはIMAX3D必須だろう。
エベレスト3D 予告編
零下51度からの生還 エヴェレストの悲劇――死の淵から蘇った男 (光文社文庫)
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