今更ながらスターウォーズ「フォースの覚醒」の感想

書くチャンスを逸してしまい今更感があるがスターウォーズ「フォースの覚醒」を正月に観てきた時の感想を。

ジョージ・ルーカス監督や古参の映画評論家をはじめ、諸説紛々評価は割れているように一見見えるが、好調な収益状況が物語っているとおり、サイレント・マジョリティの観客の評価は高い映画だと思う。

最初のルーク3部作+アナキン3部作映画館でリアルタイムで観てきた私にとっても、このフォースの覚醒から始まる新三部作はアナキン3部作と違って期待できそうな気がする。

伏線貼りまくりで未回収に終わっているのを見ると、このスター・ウォーズ/フォースの覚醒はルーク3部作を踏襲した路線で行くという高らかな宣言とともに告げられたプロローグであったように思える。

ルーク三部作にない新しさを盛り込んでアナキン三部作の失敗を見て、ディズニーサイドとしても古参のファンを取り込みつつ、新しいファンを取り込むために、出だしのこの作品は手堅く作ったのだと思う。

ルーク3部作の方が好きな私にとってはスターウォーズの持つ世界観にトリップできたの合格点のデキだった。

様々なコンテンツを所有して失敗なく収益を上げているディズニーの方が80年代で才能の枯れてしまったジョージ・ルーカスよりうまくうまくやっていけることは間違いない。

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追記

正月に観た時はIMAX3Dだったのだが、後日エキスポシティで4DX3Dでも観てみた。

空中戦の多い「フォースの覚醒」は4DX3Dに向いているかなと思ったが、最初の4DX3Dのデモで流れるカーチェイスシーンの方がより向いているように感じた。

座席が動いたりすることよりも4DX3Dの3Dや音響がIMAX3Dよりかなり劣っていたことのほうが気になった。

前述のようにカーチェイスシーンが売りの映画のようなものでなければIMAX3D版で観たほうがいいかも。


スターウォーズ「フォースの覚醒」予告編

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