大腸内視鏡検査に行ってきた。

ついにというか、生活習慣病検診でひっかかった。検便で潜血が基準値を超えて、ポリープの疑いあり要検査になっていたので、大腸内視鏡検査を予約していってきた。

検査前の準備が仰々しく、前々日の食事が繊維質の無いものだけを食べるようにと指定があり、前日は大腸内視鏡検査向けの食事(朝昼晩のセット1,500円)だけを食べた後、前夜から下剤系の薬を飲んで就寝。

この薬だけでけっこうな効果があり、夜のうちからトイレ何往復もしてた。当日も当然絶食なのだが、検査があるお昼までに腸管洗浄薬を水で溶いたものを2リッター近く飲むのだ。

これが一気に飲むのならまだラクなのだが、170ccを10分かけて飲むのを3回プラスコップ一杯水を飲んでというのを1セットにして合計3セット飲む。これがけっこうめんどくさいというか辛かった。

出てくる便が完全に水のようになったところで終了。時間に間に合うように病院へ行って検査開始。検査そのものは苦しいとか辛いとか全然なく、喉から内視鏡を通す胃カメラの辛さに比べたら天国のようだ。

しかし検査でやはりポリープが見つかり、3つほど電気で焼ききったのでそのまま一晩入院となった。点滴がずーと繋がっているし、安静にしていること、と言われているのでスマホも見ずにとにかくじーとして娯楽室にあった岩波文庫からテキトーなを選んで読んでいるうちに寝込んでいた。

朝になって、病院食の朝ご飯を食べて、先生に状態を確認してもらってから会計を済ませて無事退院となった。検査+ポリープ摘出の手術+入院費で思わぬ金額になってびっくりしたが、今回検査で摘出したポリープが内視鏡で取り出せる限界の大きさだったことを考えると、この生活習慣病検診でひっかかり、大腸内視鏡検査で開腹せずにポリープを取り出せたことは結果的に考えるとラッキーだったと思う。

生活習慣病検診なんて今までは軽く見ていたが、検査結果で異常値が出たら即断即応で対応して正解だった。大腸ポリープのような本人にまったく自覚がないような疾患ほどほったらかしにしてると後で大事になることが多いので早期対応がカギだと思う。