昔の大河ドラマや時代劇が今観るととても良い件

昔の大河ドラマ太平記」を日曜日の朝にNHKが再放送してるのだが、クオリティとキャストの豪華さにびっくり。セリフとセリフの間のタメ、そして演技の重厚感、演者の感情や演技の迫力がすごい。

今年の大河ドラマ麒麟がくる」とは比べるのもおこがましいほどだ、と思ってハタと気がついたのが、このドラマに出演していた本木 雅弘のインタビュー番組。自分の演技に納得がいかず何度もやり直しを求めていた、という話を思い出した。

おそらく本木 雅弘はこうした先代の俳優の演技を十分知っていて、それに負けない迫力を出そう出そう、と思っていたのであろうと思われる。

大河ドラマ太平記」は今見てもその時代の俳優を使った総力戦のようなデキで、この作品に対抗するのは脚本力や俳優の技量を考えてももう難しいのではないだろうか?

そんなことを思いながら、ちょうど放送されていた「柳生一族の陰謀」のリブート版を見ていると、やはり不満感がマシマシになってしまい矢も盾もたまらずアマプラで「柳生一族の陰謀」のオリジナル版を視聴。

こちらもまた総力戦のようなキャストで萬屋錦之介の凄まじいまでの存在感、演技力に大満足。

すっかり昔の時代劇にハマってしまい、アマプラで視聴できる時代劇を探すようになってしまった。

アマプラではレンタルで視聴するしかできないのだが、「子連れ狼」シリーズもなかなか良い。殺陣だけ観ると、若山富三郎が最強かも。