ことのところ、ケーブルTV局ではネタ切れなのか昔の古い映画を流してくれてることが多くて、おかげで名画をまた視聴することができている。映画「ディア・ハンター」も久しぶりに観ることができたが、劇中で流れているテーマ曲「Cavatina」がとても良い。心に染み入るようだ。
劇中の「Cavatina」はジョン・ウィリアムスというギター奏者になるものだそうだ。
この曲は色々な人がカバーして弾いているが情感のこもり具合は映画版が一番良いように思える。日本の有名な女性ギター奏者である村治佳織がこの曲を弾いているのをテレビで観たことがあるが、とてもうまく弾いているのはわかるが情感のこもり具合が全然違っていた。
こうしたシンプルな曲は弾き手が如何に情感を表現しうるかどうかが、聴き手への響き具合の差の大きな違いになるような気がする。