CBR1000RR(SC77) インプレ

購入してから1年以上経っているが、インプレを書いてなかったことに気がついてCBR600RR(PC40)からの乗り換え、CB1000R(SC80)にも試乗したことあるのでその時印象などを中心にまとめてみた。
このCBR1000RRというかSC77、CBR600RRのオーナーの方ならわかると思いますが、PC40より取り回し、操作感、車体の全てか軽いです。こんなリッターSS出てきたらそりゃミドルSSなくなるわなぁ。

【エンジン】
・エンジンは下はCB1000R(SC80)の方がある感じ。でも回していくととてもパワフル。
・電制はよくできている。低速域以外は全部シフターまかせ。
・ただし、低速・低回転ではギヤの繋がりがぎこちないので自分でシフトした方が良い。
・とてもよくできている電制だが、納車後、夏場の間はよくトラブってた。純正マフラー内のケーブルの張りが強すぎたのが原因。
センシティブなので、トラブった時は事細かくお店に症状を言って対応してもらった方が良い。

【車体・脚周りなど】
・車体のコンパクト感は実のところCBR600RRとさほど変わらない。
・車体はCBR600RR(PC40)より柔らかく乗りやすい。とても良くできている。

CBR600RR(PC40)の方が車体のフィードバックはソリッドな感じ。

CBR600RR(PC40)はクリップを過ぎてからの開け始めがファジーだったがsc77はそんな感じはない。

・走り終わった後にタイヤにスピニングした後が付いてたりするので、電制でカバーされてるのかも。CBR600RRPC40)の時は電制がないのでタイヤがスピニングしたらすぐわかったのだが。


【タイヤ】
・一番違いを感じたのがココ。純正はBSのS21、前車はロッソ3。ロッソ3は乗り手へのフィードバックがよくわかったがS21はフィードバックがあまりないように最初は感じていた。
・どこまでいっても滑らなさそうなフィーリングなのだが、どこまで信頼していいものかわからないので最初は恐る恐る走ってた。
・慣れてきてからもフィードバックはやはりよくわからないままだったが、ガツンとブレーキングした時のタイヤのガワの硬さはこっちのほうが上。実はロッソ3よりもフロントのグリップおよびグリップ感は高いのだと気がついた。
・フロントタイヤとは違い、リアのフィーリングは良い。でも滑ってるとは感じてなかった時でも後で見てみるとタイヤカスが出てたりしてる。
・S21とこの車体の相性は良いようなので、S21が終わった後のタイヤは後継のS22かメッツラーのM9RRにしたいと考えている。


【その他】
・燃費は郊外を走れば20km/lを切らない。300kmを超えそうな時はGSを探しておくようにしてる。
・燃料計が満タン時には表示されず、平均燃費と残量が5リッター切ったときに表示される警告表示が出て初めて燃料残量表示が出てくる。この辺は不満。
・シート幅が狭くて近代的なのはよい。私はロードバイクも乗ってるので太ももが太いので、幅広のシートだと内腿が圧迫されてイヤだったが、このSC77をはじめ
最近のSSバイクはちゃんとスポーツしている乗り手に合わせたシート設計がなされているのがよい。