MAVIC COSMIC SLR 32 を買ってピナレロプリンスディスクに履かせてみた。(その1)

ピナレロプリンスディスクを買って以来履かせているホイール、ONEAER DX3だが
平地や下り、そして緩斜面まではゴキゲンなのだが、斜度がきつめの上りでは踏めなくなるとしんどくなるのが気になってた。

 

そんなおり、知り合いが購入したCampagnoloのBORA ULTRA WTO 45 DBと、嫁さんのドグマに履かせているBORA ULTRA 50 WOとを比較試乗する機会に恵まれた。
BORA ULTRA 50 WOはとにかくスピードの伸びがすごくいったんスピードが乗るとONEAER DX3以上によく伸びる。ハブがいいとこんなにも転がりがよくなるのか、という感じ。ホイールも脚に優しくて踏んでもお釣りが返ってこないのもいい。名作だと言われているのもうなずける。リムのWOならBORA ULTRAで決まりだろう、そう感じさせてくれるホイールだった。

 

対してBORA ULTRA WTO 45 DBは一言で言うと「存在感の無いホイール」。
BORA ULTRA 50 WOほどハブの転がりの良さは感じないが、回したり踏んだりしてる間、ホイールとしての主張をしてこない分、乗り手に寄り添っているというか、これも脚に優しいホイールなのだと感じた。

 

ONEAER DX3はどうか、というと軽く回ってくれるのだが、これらBORA ULTRA達のような伸びる感じは乗り手に寄り添う感じは無くて無機質な感じ、回して走ることを要求してくるようなのだ。回せなくなると終わり、みたいな。

この試乗を経て、ワンセット新しくホイールを買うならBORA  WTO 33 DBか、BORA ULTRA WTO 33 DBかなぁ、と思っていた。(続く)