MAVIC COSMIC SLR 32 に履き替えてまず感じたのはホイールの存在感のなさ。
踏んでも回しても回している脚にたいして邪魔するようなフィードバックがないのだ。
踏み出しは予想以上に軽い。スピードの伸びはさすがに40km/hぐらいでドロップする。上りでのフィーリングは上々で、斜度のきつい上りでも踏んでいける。この辺はONEAER DX3より明らかに優れている。
ダンシングしてもONEAER DX3だとたまにローターがシャリシャリいうのことがあったが、こちらのMAVIC COSMIC SLR 32 だとない。
下りはやはりONEAER DX3の方が速いしよく伸びる。
MAVIC COSMIC SLR 32 はリム幅が広いせいか下りで荷重をかけてコーナリングしていっても安心感が大きい。反面、ONEAER DX3より機敏に向きかえするので、峠の下りのつづら折れでの切り返しなどはバンク角依存よりハンドル舵角依存の割合がONEAER DX3より大きい。ONEAER DX3の操作感は完全にSSバイクのそれだった。
100km以上のライドでの最後での脚の残り具合はONEAER DX3よりMAVIC COSMIC SLR 32 の方が上。真剣にまだクライミングコースを走ってないのでなんとも言えないが、乗鞍のフルコースや美ヶ原のようなところだとMAVIC COSMIC SLR 32 の方が良くて、反対に富士ヒルのスバルラインのような最後にはフラットに近いところがあるような緩斜面だとONEAER DX3の方がいいだろう。
そのうち、長めの上りのコースで両方履き替えてみて確認してみたい。