友人の忌明け

仲の良かった友人が亡くなって四十九日が経った。忌明けである。

およそ「死」というものから縁遠い人柄の方だったから、その訃報を聞いた時は驚天動地の思いだった。

晩年において、およそ普通の人の一生分の辛苦を味わって、やっとこれからというところだった。

さぞかし無念だっただろう、と思っていたら「幸せな人生だった」との言葉を残して逝かれたと聴いて、少しだけ胸の痛みがひいたような気がする。

まだまだ気持ちの整理がつかないでいるがあまりこっちでクヨクヨ悩んでいると、気になって旅立てないかもしれない。

自分自身の慰める意味も兼ねて、この曲を頑張り屋さんだった君に贈る。

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