ジェラシックパークなんかのCGを見て

最近、映画のCGで興ざめするのが重量感の欠如である。モーションに対する質量移動に関する独特のタメ、というのが表現できているものが少ない。

映画「ジュラシック・パーク」のCGなどで出てくる恐竜のCGを見て、「実物がいたとしてもこんなに早く動けるハズないよなー、あの巨体では」などと感じてしまう。ジェラシックパークなどはまだよい方で映画「アナコンダ」のCGなんて重量感のかけらもなくひどいものだった。

そんなCGで描かれた巨大生物を見ながら「恐竜って地上をウロウロする動物としてはどう考えてもデカすぎるよな」と思っていたのだが、ジュラシック ミステリー(http://www.kitombo.com/gon/0402.html)を読んでその理由をうまく説明できる考え方だと思った。

 ここの作者の方は月の起源として他の天体が地球の重力に捕まって衛星となったという捕獲説を論拠としているのだが、その捕獲説が妥当であるかどうかは別にして重力が今よりずっと少なかったからあんなにでかかったという考え方は説得力あると思う。

 月の起源といえば昔は地球と月はもともと一つである時月が分離して二つになり、その分離した後が太平洋なのだなどといった説が主流だったような気がするが月はこうして捕獲された(http://members.at.infoseek.co.jp/ioutenku/kigen-3.htm)などを読むとあながち捕獲説も可能性のある説だということなのだろうか。