CBR600RR サスペンションセッティング その3

だいぶ車体に慣れてきたところで、フロントの路面のギャップに対する追従性を改善することにした。

高速でギャップを通過すると吸収しきれずショックを伝えてくるので減衰力の縮み側をデフォルトより一回転左(反時計回り)に回し、減衰力伸び側をデフォルトより一回転右側(時計回り)に回してみた。

結果フロントの動きがよりスムーズになったので、もう少し縮み、伸び側ともに強めに触ってみることにした。現在のフロントのBPFの減衰力設定は以下のとおり。

減衰力縮み側 減衰力伸び側
デフォルトより二回転左(反時計回り) デフォルトより二回転右側(時計回り)

この状態でだいぶギャップに対する追従性は良くなった。減衰力の縮み側を弱めたことでコーナーでのブレーキング時のフロントのつっぱり感が消えてプリロード値を修正した時よりさらにスムーズにコーナリングできるようになるという思わぬ効果もあった。今回減衰力設定をいじってみた感じだとギャップの追従性含めまだ完璧ではないというか、改善できる余地があるように思えるのでもう少しこの仕様で乗ってみて悪いところがはっきり見えてきたところでさらに修正してみようと思う。