ボズ・スキャッグスの1987年のヒット曲として知られている曲を提供者であるボビー・コールドウェルがセルフカバーで歌い1988年に再度ヒットさせた曲。ボズ・スキャッグス版もいいが、私はボビー・コールドウェルの方がなんとなくおしゃれで好きだ。
ボビー・コールドウェルは1980年頃に「Special To Me」や「What You Wont Do For Love」といったAORの王道のような曲を発表してヒットさせていた。ちょうど「なんとなくクリスタル」という田中康夫の小説がヒットしていた頃で、ボビー・コールドウェルやポール・デイビスの曲を聴くとこの頃の事を思い出す。この頃の日本は今と違って、皆が今日より明るい明日がやってくるというのを信じて疑っていなかった時代だったと思う。
長らく耳にすることが無かった曲だったが、たまたま朝のFMでかかっていたのを耳にして思い出した。ゴージャスなアレンジのドラマティックな曲調はまさにバブル前のエイティーズ。ボビー・コールドウェルのレコードジャケットはいま見ても結構おしゃれなデザインのものが多いと思う。
- アーティスト: ボビー・コールドウェル
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1989/10/25
- メディア: CD
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Bobby Caldwell - Heart of Mine