今日はショートで午後は時間ができたので、取りだめしていた番組を一気に見た。
今国内で放送しているTopGearのシリーズ15は英国では2010年に放送されたもので、wikipediaを見ると「トップ・ギアのエピソード一覧」というページがあり、何が放送されるのかが事前に分かるようになっている。
昨日深夜放送されていたシリーズ15 エピソード5では版権の絡みか、時間の都合か分からないがアイルトン・セナのドキュメンタリーに関するエピソードが放送されていなかった。
ここで紹介するのはそのBSフジでの放送ではカットされていたアイルトン・セナのドキュメンタリーに関するエピソードの部分である。この番組は基本的にバラエティで意図的に偏った評価は辛辣なコメントをかましたりするのが常だが、このエピソードについてはアイルトン・セナの光と影の部分を公平に紹介していたのが良い。
93年の雨のドニエトンはリアルで観ていたが、実にくやしかった思いをしたのを憶えている。司会のジェレミーはビルニューブのファンだったと言っていたが、TBSの録画放送を観ていた当時は私はアンチ・ビルニューブファンだった。
当時のフェラーリがすごく強くて、力強い走りで必ず上位に食い込んでくるビルニューヴはその強いフェラーリの象徴のような存在だったので、判官贔屓だった私はシェクターやビルニューブ以外の勝利を望んだものだった。
フジTVで放送されるようになった頃からホンダ・マクラーレンが圧倒的な強さでGPシーンを牛耳るようになっていて、やっぱり判官贔屓な私はマクラーレン以外、特にフェラーリの勝利を望んでいたものだった。
彼が他界して、こうしてしばらくしてからその当時のレースシーンを見ると、彼のおかげで面白いレースが観ることができたのだと痛感する。