espn F1より転載
http://ja.espnf1.com/f1/motorsport/story/178321.html
元F1ドライバーのアンドレア・デ・チェザリスがイタリアで発生したオートバイ事故により死亡した。享年55。
イタリアメディアの報道によると、デ・チェザリスは5日(日)にローマで怒った事故で即死だったという。
アンドレア・デ・チェザリスといえば、ちょうどこの頃デビューして、荒っぽいドライビングながらもアルファロメオでポールポジション取ってみたり、表彰台に載ってみたりと印象深い活躍をしていたが、なんといっても一番印象深いのはこのシーンだろう。
この1981年のF1というのは悪名高い最低地上高ルールが採用されていてサスペンションのストロークが不足していたせいで縁石にちょっと乗り上げるともうコントロール不能になる、といったシーンが続発していた。このイギリスGPで6番手のグリッドにつけていたデ・チェザリスは最終コーナーのシケインで縁石に乗り上げたビルニューブのスピンに巻き込まれてリタイヤ。
その時の様子がこの動画である。映画「グッバイヒーロー」より
1981年 イギリスGP
この「○uck!」は当時のAutoSports誌のコラムでも取り上げられていたのを憶えている。
クラッシュも多かったが、間違いなく速かったドライバーであったことは間違いない。
スクーデリア・イタリアでの雨のカナダGPでの三位表彰台は、それまでの「壊し屋」のイメージを覆すようなステディな走りだったなぁ。