今月のJAF Mateに片岡義男の小説、「時には星の下で眠る」の執筆時の取材に関しての話が載っていた。
ボブ・ディランの楽曲から小説のタイトルの着想し、そこから小説全体の構想を練ったのことだった。
この小説は大好きで昔このダイヤリーの記事にもしたぐらいお気入りの小説なのだが、このJAF Mateに書かれているようにまず題名を決めて、それから中身の構想を練って信州へ取材に行き、執筆するといった書き方をしているとは思わなかった。
この「時には星の下で眠る」はある事情で4年ぶりに里帰りする高校の卒業生達が持っている過去のエピソードを中心に描かれた小説なのだが、何よりも季節感溢れる情景描写が最高なのだ。
この「時には星の下で眠る」と「俺のハートがNOと言う」いう2つの片岡義男の小説に出くわしてなかったらオートバイには乗っていなかったかもしれない。
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