デミオのマツコネバージョンアップ+新型デミオの試乗

日曜日にデミオのマツコネバージョンアップに行くついでに新型デミオの試乗に行ってきた。

ショックアブソーバーのセッティングを変えて、圧縮側の減衰力を上げたとの話だったので脚まわりのセッティングの参考になるだろうと思ったのだ。

試乗したのは1.5Dの6ATのXDTouring L Package。内装も質感上がってたような気がしたが興味ないので真剣に見てない(笑)

いつもの試乗コースで確認。ロールスピードが穏やかになっていて、切り返しの時などのロール量が減っていた。圧縮側の減衰力を上げただけにしては随分印象が違う。ショックアブソーバーは圧縮側だけでなく伸び側も触っているのかもしれない。あるいは、宣伝してたG-ベクタリング コントロール、ってヤツの効果もあるのかもしれない。

それとは別に気になったのが、路面のギャップを踏んだ時の突き上げ感が随分マイルドになっていた。従来のデミオはショックアブソーバーが作動初期時に圧側、伸び側ともまったく仕事してなくて切り返し時などロールし放題なのに路面のギャップを拾って室内へ伝えている印象だったのだが、それがない。スプリングを柔らかくしたのかと思ったがカーブでの挙動から見てもそれはなさそうな感じだ。

試乗が終わり、まだ終わってなかったマツコネのバージョンアップが終わるまでの間、調べてみるとショックアブソーバーの圧縮側減衰力を上げた以外になんとサスペンションアームのブッシュを変えていたようだ。CGの森慶太氏の記事を見ると今回の脚まわりの変更は主として乗り心地の向上が目的だったようだが、結果的に操安性も上がったような感じ。

エンジンそのものは我が家のECUリプロ後のものと大差なく、6ATな分重いし出足のレスポンスに欠けていたが、それでも一年前のものより良くなっていた。

一年前はCX-3の出足のレスポンスの悪さにゲンナリしてデミオにしたのだが、今日、今の状態ならCX-3の方をチョイスしていたかもしれない。

マイナーチェンジ後のデミオを試乗してメーカーとしての方向性を確認できたのは大きな収穫だった。