タイヤの空気圧に関する試行錯誤 その1 + サスペンションセッティング その4

サスの調節も今の設定で一段落したので、秋~春の間にタイヤの空気圧を色々変えてみた。

結論が出る前に寒くなったりして一時中断してたので、とりあえず備忘録として書いておく。

現在のサス設定は以下のとおり。

場所 プリロード 減衰力縮み側(CON) 減衰力伸び側(TEN)
フロント デフォルトより一回転左回し(反時計回り) デフォルトより二回転左回し(反時計回り) デフォルトより二回転右回し(時計回り)
リア デフォルトより一段上げ(三段目) デフォルト デフォルト

秋の間にあちこち走り回っている時に気温の低い時の接地感が薄い感じがしたので、空気圧をメーカー推奨値の 前2.5 / 後ろ2.9から前 2.1(84% )/ 後ろ 2.5 (86% )にしてみた。

コーナーでの接地感はかなり上がった。突っ込みで不安も無いし、何の工夫もなしに立ち上がれる。その一方、切り返しで車体が重くハンドルを使わないと切り返せない。立ち上がりの蹴り出しが弱い(トルクの弱い高ギヤで弱めのアクセルで立ち上がる時に顕著)し、取り回しの時の車体も重い感じ。

ちょうど自転車のロードバイクでパンク修理後、7気圧まで上げずに走って帰った時のイメージに近い(6気圧前後)。イメージとしては下りコーナリングで不安が無い一方で上りの踏み出しが重い、そんな状態だったフィーリングを思い出させた。

燃費も悪くなった。同じコースで7リッターガソリンを使った。メーカー推奨値の時は5.5リッターしか使わなかったから、1.2倍燃費が悪化したことになる。

燃費を気にせずアクセルをパカ開けするような走り方をする時なら気にならないが、長距離ツーリングなどの時には向いていないなぁ、と感じた。

4月はじめに行った城崎へのツーリング時に今度はメーカー推奨値より上げてみた(前2.6 / 後ろ 3.0)

燃費は24.1km/Lと指定気圧時の22.5~23.0km/Lより良くなったが、コーナーで前のふんばりがきかず、後ろもズルズル滑ってダメだった。

城崎へのツーリングの後、今度は指定気圧より少しだけ落としてみた 前 2.35 (94%) / 後ろ 2.8 (96%)。

このくらいだと切り返しで車体の重さを感じず、切り返しの軽さは指定気圧の時と変わらない。グリップ感はメーカー推奨気圧の時よりよい。燃費もほぼ変わらず良い。

だけど、スピードを出して、前に荷重を掛けながら曲がっているときは良いが、極低速でターンする時などに前が切れ込む感じがした。

そこで、今度は前を2.4 (96%) / 後ろ 2.8 (96%)にしてみたところ、切れ込む感じはなくなった。

ここまでが去年の秋まで試行錯誤してきた記録だが、暖かくなってきてからだとまた寒い秋とはどうも勝手が違うみたいなので、サスの調整含めてまた色々トライしてみる。

今までの設定から、フロントのプリロードを左に1/2回転、 減衰力伸び側(TEN)を右に1/2回転、減衰力縮み側(CON)を左に1/2回転回してみた。

プリロードを少し抜き、減衰力の伸び側を少し強くし、縮み側を少し弱くして、今までの設定方向でさらに強めに設定することで様子を見てみる。

今回変更後のサス設定は以下のとおり。

場所 プリロード 減衰力縮み側(CON) 減衰力伸び側(TEN)
フロント デフォルトより一回転と1/2左回し(反時計回り) デフォルトより二回転と1/2左回し(反時計回り) デフォルトより二回転と1/2右回し(時計回り)
リア デフォルトより一段上げ(三段目) デフォルト デフォルト

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設定後、実際に走ってみたところ、今まで以上に素直に曲がるようになった。今日走ってみた感じではまだまだ詰めれるかも。