HAWK11に 乗り換えて4ヶ月後経った。
乗りやすさや燃費の良さなど今のところネガな印象はないが、前車のCBR1000RR(sc77)と比べての所感をここでまとめておきたい。
・ターゲット速度域が公道での一般的な速度である
このHAWK11に乗り換えて気がついたことだが、CBR1000RRはタイヤに荷重をかけて乗るバイクだった、ということ。おそらくCBR1000RR含めSSバイクは高速・高荷重で性能を発揮できるように作られていて、意識せずにそういう乗り方をしていた、と気がついた。
HAWK11は常識的な速度域で乗れるように作られていて気負いなく走れる、そんなバイクだと感じた。公道を走って楽しめるバイクはこんな感じでいいんじゃない、と言われているようだ。
・安定志向の車体、およびセッティング
乗りやすさの要素として安定志向のセッティング方向に振られているのと、エンジンより車体(フレーム)がかなり勝ってる感じ。低回転域だとエンブレの効きがかなり強めに出るので、できるだけ電制を効かせないほうが楽しく乗れそう、そう思わせるぐらい車体がエンジンに勝ってるように思われる。
・エンジンの存在感がSSバイク(インライン4)より希薄
HAWK11は安定性が高いバイクだと思うが、CBR1000RRのような直列4気筒のSSバイクが持つ岩のような安定性は持ち合わせていない。直列4気筒のSSバイクは良くも悪くもエンジンの存在感がデかい。加速、減速、コーナリングの全ての場面でジャイロ効果というかクランクの回転からくるエンジンの存在感をいつも感じていたが、HAWK11は乗っている間、エンジンの存在感をあまり感じない。
インライン4だとはエンジンのマウント位置とか長いクランクシャフトの持つジャイロ効果でコーナリング時や直進安定性、ブレーキングスタビリティをだしてると思うが、HAWK11はディメンションで安定性を出しているような気がする。
エンジンの搭載位置が低めなので取り回しが軽いがその半面、横風に対する安定性はSSバイクより低いと思う。
・出荷時のタイヤとセッティングがよく詰められている
出荷時のタイヤとセッティングがよく詰められていると思う。今まで乗ったバイクで一番サス設定を変えてないバイクだ。車体、タイヤともSSバイクに比べると柔らかめの方向で詰められているので、履き替えるタイヤをどうするかが迷いどころ。おそらく硬めのタイヤは合わないような気がするので、今のDUNLOPのGPR300と同じような特性のタイヤのほうが相性が良さそうだ。そんな方向性でよりグリップしてくれるタイヤのリサーチをしないといけないなぁ、まだライフ終了はまだまだ先の話だが。
他にも気がついた点があれば随時ここに追記する予定。