F-1の思ひ出 ~その1 事の始まり

小学校高学年からつい最近、ハッキネンシューマッハに負けタイトルをフェラーリ

取った頃まで熱烈なF-1ファンだった。

 事の始まりは’76年の富士F-1インジャパンだった。

 何気にTVで観ていて面白かったので、翌年の’77年の日本GPまで書物で一生懸命知識を蓄えた。

 その頃、スーパーカーブーム真っ只中であったがF-1に関する書物は少なく、あるものと言えば月2回発行のAUTOSPORTSとカーグラフィックだけという有様。

 そのうち、日本GPに向けての特集なども出版されたが何よりも心を打たれたのがその後公開された映画「ポールポジション」のポスターで正面に描かれていたJPSカラーのロータス72、ロニー・ピーターソンの雄姿のかっこよさだった。

 いろいろな書物・写真解説を観ると、この黄色いひさしの付いたヘルメットを被っているドライバーは只者で無いことが分かってきた。(続く)